今回は、Canon EOS C300 を、株式会社テイク様よりデモが借りる事できましたので、緊急レポート企画しました。
Canon は、EOS 5D MarkUから始まったデジタル一眼Movieの爆発的な人気と、業務用のファイルベース XFシリーズのファイルベースビデオカムの素晴らし高画質の両者を併せ持ってよりハイレベルな映像を作る出せるカメラの答えが、Canon Cinama EOS C300 だと思います。EOS C300は、LOGという記録方式を採用したことで、800%のワイドダイナミックレンジを実現しています。 操作性は、基本的にはXFシリーズと同じ感覚で操作ができます。このカメラの目玉は、なんと言っても、Canon LOG を 8butで実現したところではないでしょうか?今までも映画(ハリウッド)では、LOGは使われていたようですが、10bit / 12bitと階調の幅は広いのですが、データ容量が膨大になり、編集など後作業普通のパソコンレベルでは、扱いないものでした。Canon では、C300で 8bitのLOGを開発した事により、データ容量を抑えられ、しかし通常のリニアガンマよりもはるかに多い階調整を実現しました。この、Canon LOGのお陰で、よりハイライトやシャドーの表現に幅が広がりました。
CanonLOG モード撮影時には、液晶表示の画面が暗くなり(実際に暗い感じで記録されています。)実際の露出などが判断つきづらくなりますので、撮影時には実際に露出計で露出を測ったり、波形モニターなどを使用して慎重に露出を決定しなければなりません。すこしなれないと、ちょっと不安でしたがイメージをつかめば普通に撮影ができました。しかし、後処理のカラ−グレーディングかなり微妙で、濃度・色調整には多少時間がかかります。しかし、カラ−グレーディングがうまく決まれば、いままで体験したことがない広いラチチュードを感じる事ができます。スチールでいうところの RWA現像に感覚がにています。しかし、正確にはRAWではないのでご注意下さい。昨今では、RED ONEなどの動画のRAW撮影が可能なカメラもありますが、一般的にはデータが強大すぎて扱うのは、無理なので、この Canon LOGというのがかなり有効になるのではと思います。
今回のテストは、急遽ということもありまして、EOS C300の事が解らずにテストにはいりましたが、使っていくうちに中毒になっていくようか感覚でした。なによりも、LOG記録で収録しカラーグレーディングをほどこす時の色域の広さにはちょっと感激です。いままでも、XF等で収録し色調整する度になやまされていた色の劣化がかなりの範囲で押さえられます。こらは、スチールでのRAW現像などに通ずる物があるのではないでしょうか。ははり、映像を作る上で色を調整できる幅というのがいかにいかに大切かというのが、解りました。
Canon LOGについての詳しいサイトは、→→→http://cweb.canon.jp/cinema-eos/special/canon-log/advantage/index.html
C300のテスト画像は、YOUTUBE にアップ(このページにも埋め込みしています。)しましたので、ご覧下さい。テストは、Vor,1〜Vor,4まであります。YOUTUBEですので、圧縮がかかって多少の画像の劣化がありますが、その辺をご考慮の上ご覧下さい。なるべく画質を高解像度で見ることをおすすめ致します。
第一のテスト映像では、ますEOS C300のリニアモードでも映像を、XF300やNikon D800Eの映像などを比較してみました。
Canon EOS C300 のテスト撮影をしました。手元に来て簡単にマニュアルを読んで撮影Sましたので、細かい設定等はデフォルトの状態です。今回は、Canon LOGモードを使わずにリニアガンマモードのみをテストしました。一部 Canon XF300 や、Nikon D800E 動画との同禄比較もあります。C300の筐体のイメージ動画及び撮影シーンスチール画像は、Nikon D800E を使用したいます。EOS C300のイメージ画像は、LPL蛍光灯ライトのみでCanon XF300、撮影しました。また、このページの上下にあるC300の画像は、EOS1Ds MarkVで撮影したいます。
2012.9.10
EOS C300の Canon LOG モードと、リニアガンマモードの比較です。(一部 XF300と、EOS7Dの比較映像もあります。
今回は、Canon Log を使用したハイダイナミックレンジとノーマルの比較です。カメラメニュー内にある CINEMA固定の所のON or OFFで切り替えです。ハイダイナミックレンジの映像は、Fainal Cat Pro で色補正をしています。Canon EOS C300 の Canon Log モードと、スタンダードリニアモードの比較をしました。Canon Logモードは、800%のワイドダイナミックレンジです。撮影生映像は、アンダーになっています(一部映像あり)ので、Fianl Cat Pro 7.0.3 でレベル調整・色補正をしています。また、C300の常用感度はISO850ですのでこれを基準にカットによりISO6400とISO20000(C300最高感度)もテスト撮影しました。一部 Canon XF300 とEOS 7D の比較映像もあります。テストに使用したEFレンズも、EF-S10-22mm f.35-4.5 / EF14mm f2.8L / EF16-35mm f2.8LU / EF24-70mm F2.8L / EF70-200mm f2.8L IS多義にわたります。
2012.9.14
実際に Canon LOG モードで撮影をして、FianlCatProでカラーグレーディング・編集をMovieです。
(後半部分に、XF300 / XF100 /EOS 7D/などを混ぜた編集した映像もあります。)
Canon EOS C300 / Canon LOGを使った動画です。9/15と18に静岡県の大井川鐵道のSLと、10/14山口県のSLやまぐち号をCanon Logモードで収録しました。撮影には、同時に3台のカメラ(XF300/XF100/EOS 7D)を別アングルに配置して収録、C300 Canon LOGの映像とまぜこぜで編集しています。
2012.10.20
YouTube なので、圧縮による画像劣化がありますので、ご考慮の上ご覧下さい。
Vor,4では、Canon Cinema EOS C300を中心に、Canon XF300と、EOS 7Dをいろんなシチュエーションで比較撮影してみました。
2012.10.21
鳥取県今滝にて、EOS C300 に、EF-S 10-22mm f3.5-4.5USM を付けて撮影。
撮影の帰りに、ちょっと鳥取砂丘によってみました。沈むゆく夕日が綺麗でした。なんかか癒されます。
山口県の新山口と島根県の津和野を走るSLやまぐち号を撮ってみました。昭和を感じる黒いSLと、爆煙と音の白色迫力です。
音声も、走行シーンは一部C300のXLR端子の2ch にて収録しています。
今回、C300のテストに機材協力をしたいただきました、テイク様には深く感謝いたします。
株式会社テイク : http://www.takeinc.co.jp