160万画素デジタルカメラ
総画素数 160万画素(有効157画素)1/2インチCCD
電荷転送方法/フィルター形式 インターレース方式/原色系
最大出力画素/画像フォーマット 1536×1024/JPEG & FlashPix
レンズ 光学倍ズームレンズ (38mm〜115mm)8群8枚非球面
絞り値 広角:f3.0〜14.0 望遠:f4.7〜22.0
シャタースピード 1/2〜1/400秒
感度/ホワイトバランス ISO100相当/オート・昼光・蛍光灯・白熱灯
液晶モニター 2インチ低温ポリシリコンTFT
OS(Digita)搭載
オートファーカス (マニュアルフォーカスも可能)
外部フラッシュ同調 F3/4/5.6/8/11/16が選択可
長時間露出撮影 0.5秒〜16秒まで0.5秒ステップ
記録媒体 コンパクトフラッシュメモリー(8MB/BESTで14枚)
1998.10.09 DC260zoom ファーストインスピレーション
1998.11.10 DC260zoomでデーター入稿に挑戦
1998.11.11 Digita Script について
1998.11.12 外部ストロボ同調について、
まず、購入して感じた事は、変な形だけど結構手にフィットするなと思いました。大きさは、少し大柄で少しずっしりした感じです。まずは、操作性ですが一番気になる事はPowerONの遅さです。約15秒ほどかかるので、シャッターチャンスを逃す事が多々あります。次にバッテリの変弱さです。液晶モニターを付けたままだと単三アルカリ電池があっという間に消耗してしまいます。(特に消耗が激しいと液晶モニターがつかなくなります。)また、この液晶の表示が遅いため液晶を表示させ、フレーミングするとかなりイライラさせられます。それと、撮影後のメモリーへの転送に時間がかかるので、連続して撮影したいときなども待たされます。第一印象の欠点としてはこの位ですが、価格(定価¥128,000-/実売¥89,800-前後)を考えればまずまずといったところだと思います。次にこのカメラの長所としては、まずやはり160万画素(1536×1024)が良いことです。画質は、かなり良いと思います。他の130万画素デジカメとの直接の比較はしていませんが、108万画素のKodakDC210と比較してもかなり画像がなめらかに感じます。 また、外部ストロボ端子があり、絞りがF3/4/5.6/8/11/16が選択可能なのでスタジオなどの大型ストロボの使用もできます。これだけ絞りが選べるデジカメは、この価格対ではいまの所ないと思います。(実はこの所がこのカメラの購入のきっかけになったのですが)この機能を利用して、小さい印刷物だったらデーター入稿が可能ではないかと思いました。そして最後にMacへの転送ですが、私は16MBのコンパクトフラッシュメモリーを搭載しているので最高画質で約25枚ほど撮影可能なのですが。これをシリアル転送すると約30分ほどかかってしましました。そこで、PCカードリーダーをとうして転送すると約1分ほどで終わってしまいました。しかしこの場合は、プレービューアイコンが作られませんが。また転送後のファイルのサイズは、約200k〜500k前後で、(最高画質・データーによって圧縮が一定てはない。)Photoshopで展開しると約4.5MBになります。最後にOSにDigitaを搭載したことが、今後どのように発展していくかが楽しみです。
98.10.9
TOP
まだ、カメラの機能や操作を把握していないのですが、デジカメで撮影してデーター入稿でもかまわないと言う撮影が舞い込んできたので、さっそくDC260を使ってみることにしました。(本当は、Canon EOS D2000 などのプロ用のデジカメが使いたいのですが、198万円もしては手がでません。)この普及型デジカメがどこまでできるか。
撮影は、銀塩カメラと同じ1〜2灯ライティングの大型ストロボを使用しての商品撮影をしました。絞りの値は、ストロボの光量をF11に合わせたのでしが、DC260側をF11に合わせると露出がオーバーになってしまうのでF16もで絞り撮影しました。ここで、後から解ったのでしがDC260は、外部シンクロモードで絞りは選べますが、シャッタースピードはオートのままになって(つまり絞り優先)しまいます。この状態で、ストロボのモデリング(タングステン)がフルになっているとタングステンを感じてイエローがかなり浮いてしまいます。後からMacで調整もできますが、なるべくオリジナルデーターを良い状態にしたいので、モデリングの光量を落として撮影するのがベストだと思います。因みに、モデリングがフルの状態の露出が、2秒/F16でした。ここから3段ほどモデリングの光量を落としたらダングステンを感じなくなりました。とりあえず上記のことは、後から発見したことなので今回のデーター入稿分は、ややイエローぽいデーターを使用しています。
今回の結果から、小さく印刷されるのであれば、データー入稿が可能ではないかと思います。しかし、撮影データーは RGB です。入稿データー用に CMYK に変換しなくてはなります。この CMYK への変換作業がBESTに処理(単にPhotoshopなどで変換したのでは、日本の印刷には適しません。)ができれば、良い結果がでるのではないでしょうか。しかし、かなり印刷・製版の事が詳しくなければ最適な CMYK への変換作業は不可能に近いと思いますが、今回の結果からこのも CMYK への変換作業の所は不十分だとしてもそこそこの物が出来上がっていると思います。今後も機会があれば、いろいろデーターを収集していきたいと思います。
98.11.10
Digita Script に関する情報を入手するには、
◆Club Digta デジタルカメラに関するフォーラム、技術情報。
◆FlashPoint社のWebサイト Digita Script の開発に必要なSDKを入手できます。
◆Steve Haehnichen氏によるDC260 FAQのWebサイト FAQ、ソフトウェア、Digita Script サンプルなど。
◆伊神 浩さんのScript 紹介用ホームページ 伊神さんが書いたScriptの紹介。ダウンロードのできる。
99.04.24
前回、データー入稿の所でもふれましたが、外部シンクロ時のシャッタースピードの件ですが、コダックジャパンに問い合わせた所、外部シンクロを設定じた時点で、1/30秒にロックさてるのですが、設定の絞り値が明るい時に、外光は照明が明るい場合は、カメラが自動にAEに戻ってしまい外部ストロボの発光をキャンセルしてしまうそうです。(外部シンクロモードの場合は、強制発光モードがない。)これを回避する方法は、絞りの設定を大きくするか、カメラのフラッシュセンサーと輝度センサーを黒テープなどで隠すなどして、1/30秒からシャッタースピードが変わらないようにしたら良いと思います。この件もサポートで確認がとれました。しかし、シャッタースピードは固定されても1/30秒なので、スタジオの大型ストロボ使用時は、モデリングがフルだとタングステンをかなり引いて黄色ぽっくなってしまいますので、撮影時には、なるべくモデリングを絞って撮影したほうが良いと思います。また、これに関係して長時間露光のカメラ設定ですが、長時間露光モード使用時の絞り値は、常に解放状態になります。これの設定変更は不可能とのことです。また、フォームウィアのバージョンアップ(1.4)でシャドウノイズの発生がかなり押さえられたおかげで、最長16秒の露光が可能になったとうです。しかし、露光時間が長くなれにつれてノイズが増えるのはたしかですが。(コダックサポートの話だと、技術的には、露光時間を延ばすのは可能だが、ノイズの問題で現在16秒までにしています。)また、CCDの感度ですが、カタログには、ISO100相当と表記してありますが、私の使用感からして、ISO200位あるのではないかと思います。現状では、銀塩カメラと併用して撮影しているのでしが、ストロボを、ISO100 / F11 に合わせてポジフィルムは、適正露出になるのですが、DC260はオーバーになってしまいます。この状態で適正露出をだすには、外部シンクロの絞りの設定をF16にしないと適正なデーターは得られませんでした。
98.11.18