Nikon D800 VS PHASE ONE P45
空間の撮影現場でのD800とPHASEONE P45の比較です。室内の光は、左の小窓2つから外光(外は曇天)と、天井には電球色の蛍光灯とシンク上の白色蛍光灯のミックス状態で外光より人工光の方がやや強い状況です。今回は、D800/14-24mm f2.8 と、PHASE ONE 45/Hossman SW-D2 Pro/Rodenstock Apo-Sironar-Digital HR Digaron-S 23mm F5.6の組み合わせの比較テストです。撮影時は、MacBookPro を使いオンライン撮影で直接PCに画像を取り込んでいます。カメラコントロールは、D800は Camera Control Pro 2 ・ PHASE ONE P45は CaptureOne 3.6.4でそれぞれおこなっています。撮影時の詳細データは、全体画像をダウンロードしていただき、Exif情報を確認したいただくと、詳しい撮影情報が分かります。簡単に撮影時に設定ですが、D800は ISO100 / シャッタースピード 1.3秒 / 絞りは f11 で、フォーカスはマニュアルで行っています。PHASE ONE P45は、 ISO50/ シャッタースピード 3秒 / 絞りは f11 です。また、P45+CaptureOneたとシャープネスがややきついので、D800のデータは、デベロップ時に輪郭強調4に設定しました。P45のシャープネス設定は、デフォルト(ちょっと強め)のままです。部屋のセンターに三脚を固定して、各カメラを付け替えて撮影しました。結構、このような撮影条件です壁クロスにモアレの発生が多々あります。P45のデータの中央部分の拡大画像をご覧下さい。縦縞のモアレが確認できます。D800は、さすがローパス搭載なので、確認できません。D800Eではどうのようになるかが楽しみです。D800のデータは、全体的な解像感は、P45にやや劣るものの、レンズ周辺においても全体的にクリアーな画像であるのがわかります。また、周辺のシャドー部分のノイズもかなり低減され木目の質感も見事に再現しています。
画像の見方
Nikon D800 / AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED/ 7360×4912pixel |
PHASE ONE P45+ / Hossman SW-DU Pro/ Rodenstock Apo-Sironar- Digital HR 23mmF4.5 /7216×5412pixel |
Nikon D800 / AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED/ 7360×4912pixel |
PHASE ONE P45+ / Hossman SW-DU Pro/ Rodenstock Apo-Sironar- Digital HR 23mmF4.5 /7216×5412pixel |
2012.04.03