タイリング撮影での注意事項
  1. フレーミングは、アオリ0の状態が基本。
    1. タイリングで左右上下のスライドをなるべく均等にするため。
    2. 完成画像をなるべくイメージしやすくするため。
    3. フレーミングの微調整は、前ボードを使用する。
  2. タイリング時は、後ろボードのみをスライドさせる。
    1. 前ボードを動かすと光軸がずれて繋がらなくなります。
    2. 各セッションの画像の'のりしろ'の幅を計算してスライドさせる。のりしろをあまりにも少なくすると、後で繋げる時に苦労します。
  3. 露光量は、各セッションを正確に行う
    1. ストロボ使用時は、ゼネレーターが充電完了時より少し間をおいて光を安定させて撮影する。
    2. 定常光時(自然光)は、なるべく素早く各セッションを撮影する。特に晴天時のハイライトの動きが意外と早いので注意。
    3. シャーターも、ISSシステムのような電子制御の物をなるべく使用。
  4. スライディングは、効率良く最低限な動きで行う
    1. 例えば、4枚タイリングの場合は、左上ー右上ー右下ー左下のように一筆書きのいうに動かす。
  5. レンズのイメージサークルギリギリまで使うと、いろいろと弊害がおきるので注意
    1. レンズの周辺は、解像力が落ちたり流れが起きたりする無法地帯!。特にデジタルは注意が必要。
    2. 特に広角レンズの場合には、斜めから入る光が多くなります。レンズの周辺にいけば行くほど赤外線がカットしきれずに、色カブリが発生します。
  6. 撮影時には、適正露出の物を各セッション2枚は必ず撮影する。
    1. デジタルデーターです。いつエラーが起こるか分かりません。
    2. タイリングの場合、合わせる画像が1枚でも損失してないと、1枚の絵ができません。
    3. セッションの撮り忘れに注意!。

    Back                            NEXT